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COLUM
zakka
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3/21
ニットが苦手でも綺麗に縫うコツ(そでぐり)
Wildberryでご紹介している型紙は、そでぐりと袖山の長さが合わないものがほとんどです。
フライス用のパターンは袖山のほうがそでぐりよりも短く、
ほかのパターンは袖山のほうがそでぐりよりも長いものが多いです。
これはパターンのミスではなく、わざとです。
Wildberryのパターンは、肩幅が狭いものが多いです。
でも着心地が悪くならないように、袖を膨らませて、そこに肩が収まるように考えています。
ちょうちん袖とまでは行きませんが、袖がほんのりふっくらと膨らみます。
袖付けがうまくいかないというお問い合わせをいただくことがあります。
袖付けも、すそを縫うときと同じ感覚で、しつけをしてあげると、伸びによるジレンマをあまり感じることなく縫うことができます。
袖ぐりの中に、筒状にした袖を入れ、脇の縫い線同士、肩の縫い目と合印、その中間同士を
待ち針で留めます。
ギャザーが寄らないように気をつけながらしつけをしていきます。
自信がない場合は細かめにしつけをかけます。
しつけをしたら、待ち針ははずします。
反対袖も同様にしつけます。
両袖がしつけ終わったところです。
内側に来ている袖の筒状のほうがひだが寄っています。
ミシンで縫い合わせていきます。
このとき、生地を引っ張らないように、目打ちで押し込むようにしながら縫い合わせて行きます。
引っ張らないように気をつけてください。
袖がくっついて、しつけをはずし、表に返したところです。
ビロンと伸びずに、ギャザーが寄ることなく、きれいに収まっています。
ココでは、押さえの圧を弱めることなく縫いました。
しつけをすることで、ニット生地の伸びが少なくなるので、
押さえの圧を弱めなくてもずいぶんと縫いやすくなります。
ちょっと一手間が面倒くさいですが、
仕上がりの差は格段です。